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中村莟玉プロフィール紹介!一般家庭から歌舞伎界へ

歌舞伎

新作歌舞伎刀剣乱舞で、義輝妹紅梅姫と髭切の二役をつとめる中村莟玉(なかむらかんぎょく)さん。

中村莟玉さんは、一般家庭出身ですが、部屋子を経て歌舞伎役者の養子となり活躍されています。

そんな中村莟玉さんのプロフィールを紹介します。

中村莟玉さんプロフィール

本名 森正 琢磨(もりまさ たくま)
生年月日 1996(平成8)年9月12日 26歳
出身 東京
身長・体重 162㎝・52㎏
血液型 B型
屋号 高砂屋
養父 4代目 中村梅玉(なかむらばいぎょく)

一般家庭で生まれた莟玉さんは、歌舞伎好きの母親の影響を受け、歌舞伎のテレビ番組を見て育ち、初めての歌舞伎観劇は2歳の時だったそうです。

小学1年生の時に、新橋演舞場の観劇の際にロビーで「切られの与三郎」の真似をしていたところを、日本舞踊家の花柳福邑に声をかけられ、日本舞踊の稽古を始めました。

日本舞踊の師匠の紹介で今の養父である四代目中村梅玉の見習いとして、楽屋に通うようになり、2005年1月国立劇場「御ひいき勧進帳」で子役として初舞台を踏みました。

2005年4月に四代目中村梅玉の部屋子となり、歌舞伎座『六世中村歌右衛門年祭 四月大歌舞伎』で中村梅丸と名乗り舞台を務めました。

部屋子は、子役として歌舞伎の舞台に出演している子などで、将来期待できる子に、歌舞伎役者と同じ楽屋ですごして、役者としての姿勢や、舞台の準備などを学び育てられます。大きな役を与えられることもあります。

新作歌舞伎NARUTOの時のサクラ役女の子としか思えないかわいさでした。素顔もイケメンですね。まるるやまるちゃんという愛称でよばれていました。

2019年8月、11月歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」で初代中村莟玉を名乗り、中村梅玉さんに養子入りすることが発表されました。

中村莟玉さんの名前の由来

莟玉(かんぎょく)なかなか読めない漢字ですね。莟玉の莟は「つぼみ」と読むことができます。
「莟玉」の名前の由来は、「莟」は師匠・中村梅玉の養父である名女方・六代目中村歌右衛門が若き日に行った自主公演「莟会(つぼみかい)」からで、「まだ開かない花の芽、前途有望だがまだ一人前になる前の若者」の意味。「玉」はもちろん梅玉の玉で、「宝石のように美しい、天子や他の人の尊ぶ事」の意味。
引用元:演劇キック
師匠の思いが詰まった素敵な名前ですね。いづれ、梅玉の名前を引き継ぐことになるのでしょうか。日々精進ですね。

苔玉(こけだま)と間違えないでね

まとめ

中村莟玉さんは一般家庭出身の歌舞伎役者で、将来有望な役者さんです。
養父の梅玉さんは、2022年人間国宝として認定されました。品のある演技で舞台を魅了します。
以前、梅玉さん一門の高砂屋の高砂会に観劇に行ったのですが、会場中がとても温かい雰囲気で、一門の方の仲の良さを感じました。
梅玉さんや一門の皆様といっしょに、歌舞伎界を盛り上げ、活躍されることと思います。
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