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歌舞伎役者尾上右近プロフィール紹介!歌舞伎役者と清元の二刀流

歌舞伎

新作歌舞伎「刀剣乱舞」で足利義輝と小狐丸の二役を演じた尾上右近さん。

歌舞伎役者でもあり、三味線音楽の一つでもある清元の唄い手としても活躍されています。

TV番組でもおちゃめなキャラでお姿を拝見しますね。

そんな尾上右近さんのプロフィールを紹介します。

尾上右近さんプロフィール

本名 岡村研佑(おかむら けんすけ)
生年月日 1992年(平成4年)5月28日 31歳
血液型 O型
出身地 東京都
屋号 音羽屋
ニックネーム けんけん

曾祖父は歌舞伎役者の六代目尾上菊五郎、祖父は昭和の名優の鶴田浩二、六代目清元延寿太夫、父は七代目清元延寿太夫という、俳優と唄い手の家系であり、右近さんが歌舞伎と清元の二刀流なのもうなづけます。

歌舞伎役者として

3歳のころ、曾祖父の六代目尾上菊五郎さんの踊る「春興鏡獅子」の映像を見たときから、その姿に圧倒され歌舞伎役者になりたいと思ったそうです。

2000年4月、7歳の時に歌舞伎座で「舞鶴雪月花」の松虫で初舞台を踏み、七代目尾上菊五郎の元で稽古に励み、2005年1月、新橋演舞場「人情噺文七元結」の長兵衛娘お久、「喜撰」の所化で二代目尾上右近を襲名しました。

尾上右近さんが注目されたのは、2017年10月「スーパー歌舞伎Ⅱワンピース」でした。

この公演の中の、若手の役者で演じる【麦わらの挑戦】で、ルフィー役を演じていた右近さんは、通常公演主演の市川猿之助さんがケガをされた時に、猿之助さんの代役としてルフィー役を見事に演じきりました。

その後のワンピースでは、猿之助さんとのダブル主演で行われ、ルフィー以外の様々な役も演じました。

もちろん古典歌舞伎にも多く出演されており、立役から女形まで幅広く活躍されています。

自主公演「研の會」では古典を中心に公演を行っています。

第1回 義経千本桜「吉野山」、春暁鏡獅子
第2回 仮名手本忠臣蔵(5段目、6段目)、船弁慶
第3回 神霊矢口渡、羽の禿、供奴
第4回 恋飛脚大和往来 封印切、二人椀久
第5回 弁天娘女男白波、酔奴
第6回 色彩間苅豆、実盛物語

第7回研の會が2023年8月2日(水)、3日(木)に浅草公会堂で開催されます。

昼の部11:00、夜の部16:30

演目は「夏祭浪花鑑」「京鹿子娘道成寺」6月24日からチケットが発売されます。

下記は2023年5月歌舞伎座團菊祭「寿曽我対面」曽我十郎役です。

歌舞伎愛が強くて、古典にも、新作歌舞伎にも出演され、自主公演も行い、パワーのある方です。

清元として

清元節宗家の二男として生まれた尾上右近さん。

ご家族は清元を継がれると考えていたそうですが、それに反して右近さんは歌舞伎への道を選び、七代目尾上菊五郎さんのもとへ預けられ、役者としての修業をしていました。

歌舞伎役者としての修業をしていた右近さんですが、清元宗家ということもあり、日本舞踊と同じように、清元の稽古も続けていました。

2018年父七代目清元延寿大夫襲名30年、祖父六代目清元延寿大夫33回忌追善の節目の会を前に、栄寿大夫襲名を打診されました。

栄寿太夫という名は清元で唄い手が引き継ぐ名前です。

もともと声を出すのが好きだったという尾上右近さんは清元宗家に生まれた責任も果たせるかもしれないという思いもあり、迷いった末、師匠の七代目菊五郎さんに相談したところ、二足のわらじを履くことを激励され、襲名の決意を固めて2018年1月清元栄寿太夫を襲名しました。

清本栄寿大夫としての初お目見えは2018年11月歌舞伎座130年「吉例顔見世大歌舞伎」十六夜清心でした。

この2018年11月歌舞伎座では、歌舞伎役者として舞台も務めています。

役者も清元もどちらもできるなんてすごい!どちらの立場もわかるから強みになりますね。

まとめ

尾上右近さんは、歌舞伎役者と清元の二刀流で活躍されています。他にもミュージカルや映画にも出演して、バイタリティのある方です。

新作歌舞伎「刀剣乱舞」で足利義輝と小狐丸役、二役の演じ分けも楽しみです!

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